伊王島探訪

伊王島大橋が開通して初めてバイクで行きました。
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なんとなく地中海的雰囲気
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数キロ北の岬に灯台はある、歴史は古く、イギリス人ブラントンの指導で明治4年完成。
鉄製骨組みの6角形である、施工は三菱重工前身の長崎溶鉄所だそうです
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その下に灯台資料館
建物はまさにグラバー園のオルト邸の様相、各部屋には大型の暖炉がある。建材は今では非常に珍しい無筋コンクリート製だそうです
なんとも風格があり資料も綿密である。
明治中旬までイギリス人が灯台長として赴任してたそうで、近くにいた地元のおじさん曰く月給は28両(約300万円)だったそうである。
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灯台の明かりの変遷
電気がない時代はキャンプ用のマントル式ガソリンランプ
と同じ構造で燃料はピーナツオイルや灯油だったそうです。

明治中ごろより電球になったようです。。

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大型のプリズムレンズ
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畦海岸
一見、鬼の洗濯岩の様相である近隣にこんなに素晴らしい海岸があるとは想像もしてなかった。砂岩と頁岩の堆積岩が若干傾斜しているが大半は水平な岩が連なっている。
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その一部をハンマーで叩くも相当に硬く簡単には割れない
多分数千万年の時間経過が硬くしたものと想像される。堤防の降りる階段の近くには一瞬コンクリートかと見紛う

岩の塊があるがまさに礫岩である
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その中に含まれる礫は数センチの大きさで角が取れて丸いので多分太古の海岸にあったものが堆積したと思われる。


今でもその原石と思われる片麻岩は西彼杵半島を形成してる岩の一つである。

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帰りは橋を渡ったところの崖に石炭露頭があるので近づいてみると数センチくらいの石炭が層になっている。

持ち帰って燃やしてみるとしっかり燃えた。

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訪問日時 2011、8、27(土)、28(日)