BBQ炉紹介−1

自作のBBQ炉を紹介します。

なお本篇はまだ編集途中なのでお見苦しいと思いますが、あしからず!!

もし興味があられる方は自作してみてください。


①大型BBQマシン(燃料ー灯油ストーブ)
コンセプトは
多人数で焼けるように大型にした。いつでもすぐに使用できるように
庭に雨ざらしでもさびない、すぐに火が起こせる方式とした。
燃料は安価で簡単に入手できることで灯油を使用。

まず構造ですが、

(1)フタ部
上部の半球ステンレスが開閉式のフタ。材料は市販の55cmステンレスボウル
で6000円くらいで購入。その内側にセラミックフェルト(厚さ5ミリをシリコン
コーキング(耐熱200℃)で貼り付け、その内側にフェルトのバラケ防止のため
ステンレス金網(目幅1ミリくらいの細かい網)をインサルピンで固定
これにより内部が200℃くらいになってもフタ外面は60〜70℃くらいに収まる。
内部温度保持と外面でのやけど防止の意味でも効果的である。
ちなみに市販BBQ炉で耐熱保温してるものは見かけない
写真ー1全体を横から見る

車輪は当初ウバ車の細い車だったが里山などの柔らかい土だとめり込んだので幅があるのにした。
写真ー2全体を前(ハンドル方向)から見る

その内部に焼き用の網を設置、市販品では円形ステンレス網がなかったので手作り、
円形リングにエキスパンドsus網をスポット溶接したものである。
写真ー3焼き網

その下が灯油ストーブ。
火力調整はストーブそのものなのでつまみを回して調整する。
写真ー4下部に設けた灯油ストーブ

炉の本体内部。高温のストーブ燃焼ガスを拡散して温度平準化を図る。
ストーブの高温排ガスは700℃くらいで拡散部では空気と混合され
約200℃〜300℃までになる。
写真ー5炉内部、ストーブ上部

高温ガス出口には高温に耐えるセラミック板を置いて
拡散させている。セラミック板も高温になって遠赤外線を放つ。
写真ー6拡散薄板耐火レンガ

ストーブの高温ガスと外部空気を導く短い煙突、
これによりストーブの高温ガスと空気が混合されて適正な200〜300℃の温度になる。
これが無いときは高温のストーブ排ガスのみが上がり、全体的に均一な温度にはならなかった。
写真ー7炉内部、ストーブなし

写真ー8ストーブ本体

この段階で炉の全面が均一な中温領域のオーブン状態になる
その上に焼き網を置いてその上で種々の食材を焼く。

網の上部は半球形のフタがあればオーブンとなる。

フタを開けた状態だとグリルだけとなるが
加熱源が小さいときはほとんど焼けない、保温効果だけ。

②中型BBQマシン(プロパン)
4〜5人程度のBBQやキャンプ用
これは下部の加熱部と上部の本体が大きく2に分かれており、
それぞれ単独にも使える




まず下部の加熱部はプロパン用の焼き鳥やウナギを焼く炉であったが
その上に炭用のBBQ炉を載せてフタを付けた。
いわばハイブリット炉といましょうか??
まず下部の焼き鳥炉
プロパン用セラッミクバーナー(市販品)下においてその上にダレ受け
ステンレス網を置き、その上に小石を置いて遠赤外線を発生させて
その上部の焼き網を置き焼き鳥、ウナギ、サンマなどを焼く。

上部は底に炭火を置いて通常のBBQとして使うものであった
のでそのまま炭用としても使える。
底が炭でその上に網を介して小石を置いて遠赤外線を発生
させる。そのうには焼き網がありその上にフタがついて
オーブンとして使える。
通常折り畳みスタンド(コールマン方式をまねして自作
した)の上に乗せて使用する。
とにかく上部、下部、スタンドと分割できるので車に乗せるのが楽である。
別途小型プロパンボンベは必要であるが。

③上火方式(大型) (プロパン)
上火方式なので油が下に落ちるんで煙がすくなく焦げない。
上級の焼き肉やサンマを焼くときは油が垂れそれが燃えるので
うまく焼けないのでプロ用の焼き機をまねて
自作しました。
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上部のバーナーは市販のセラミックバーナーを2連設置して
それぞれ単独点火できるようにしている。
下に高さ調整できる焼き網を置き、その下には水を張った
油受けを設けてる。
非常に使い勝手がいいのと煙が少ないので屋内や半屋内でも
使えるし冬などは暖房に最適である。

④上火方式(小型)(プロパン)
上記と同様で小型。市販品を部分改造したもの